腹式呼吸
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2017年3月6日
ヨガでは、呼吸はとても大切なものです。
今日は腹式呼吸について話します!!?
腹式呼吸は前者の方法で、胸郭(肋骨などからなる籠状の骨格)をなるべく動かさず、
横隔膜を引き下げて息を吸う呼吸のことを言います。
ちなみに、後者の肋骨を開いて息を吸う呼吸を胸式呼吸といいます。
腹式呼吸の原理を分かりやすく説明すると、
息をゆっくり深く吸う
↓
肋骨を広げずに肺が大きく広がる
↓
広がった肺に押されて横隔膜が押し下がる
↓
押し下がった横隔膜に押されてお腹が膨らむ
というのが腹式呼吸です。
ですから、腹式呼吸では、息を吸うとお腹がふくらみ、息を吐くとお腹がへこみます。
★腹式呼吸の効果・効能★
副交感神経の働きを活発にさせ、リラックスさせる効果があります。
自律神経の調整がよくなり、気持ちが落ち着き、ゆったりとした気分になります。
すぐにイライラする、短気、ストレスなどの改善に役立ちます。
また、内臓のマッサージ効果、冷え症、便秘、生理不順などの改善に効果があります。
腹式呼吸はヨガでは一番基本となる呼吸法です。
日常生活の中でもすぐに実践できるので、例えば、デスクワークの合間、
電車を待っているホームで、家事の合間など、どんな時にもできます。
リラックス効果があるので、疲れた時などの息抜きに腹式呼吸を取り入れて
みるのもよいかもしれません。
また、冬の寒い季節や夏の冷房などで身体が冷えている時には、
腹式呼吸で身体が温まってきます。
身体の中心から手足の先まで「気」の流れを感じるように、
ゆっくりと呼吸しましょう。
腹式呼吸のやり方
最初、慣れないうちは、床に仰向けに寝転がって行なうのがよいでしょう。
お腹を手で押さえながらやると、お腹の動きが分かりやすいです。
両手をおへその上に乗せます。お腹の動きを手の平でしっかり感じるようにします。
おへそに意識を集中させ、鼻からゆっくりと息を吸い込み、
お腹に空気を溜めて膨らませます。
そしてお腹から空気を押しだすように、鼻からゆっくりと息を吐いて
お腹をへこませます。
息を吐いた時は、お腹がぺたんこになるようにします。
慣れないうちは、感覚が上手くつかめないかもしれません。
もし、上手くできない時は、手で押してサポートするとよいでしょう。
呼吸のリズムは、3秒で息を吸って、6秒かけてゆっくりと吐くイメージです。
是非行ってみて下さい??